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下痢

下痢は日常的に経験することが多い症状ですが、その裏には単なる食べ過ぎや冷えだけでなく、重大な消化器疾患が隠れていることも少なくありません。当院では、お腹のトラブルに対して専門的な知見からアプローチを行っております。地域の方々が、急な腹痛や長引く下痢による不安を解消し、健やかな日常生活を取り戻せるよう親身な診療を心がけています。当院は日比野駅から徒歩10分の場所にあり、広い駐車場も完備しているため、体調が優れない時でも来院しやすい環境を整えております。専門医による精密な診断と、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療の提案を通じて、地域の皆様の健康をサポートいたします。

下痢の原因

下痢が起こるメカニズムは、腸管内での水分吸収のバランスが崩れることにあります。通常、私たちが摂取した水分や消化液の大部分は大腸で吸収されますが、何らかの理由で吸収が不十分になったり、逆に腸壁から水分が過剰に分泌されたりすることで便が柔らかくなります。

感染性胃腸炎による下痢

ウイルスや細菌、寄生虫などが腸に感染することで起こる急性の下痢です。代表的なものには、ノロウイルスやロタウイルス、カンピロバクター、病原性大腸菌などがあります。これらは汚染された食品や水を介して体内に入り、腸の粘膜に炎症を引き起こします。激しい腹痛や嘔吐、発熱を伴うことが多いのが特徴です。当院では小児科診療も行っておりますので、お子さまの急な下痢や嘔吐にも対応いたします。

小児科の詳細については「小児科」のページを参照してください。

非感染性の急性下痢

感染以外の原因でも急な下痢は起こります。食べ過ぎや飲み過ぎ、特定の食品に対する不耐症、あるいは冷えによる腸の動きの亢進などが挙げられます。また、抗生物質などの薬の副作用によって腸内細菌のバランスが崩れ、下痢が引き起こされることもあります。これらは原因を取り除くことで比較的速やかに改善することが多いですが、自己判断で市販の下痢止めを使用すると、かえって症状を長引かせる場合があるため注意が必要です。

慢性的な下痢とストレス

1ヶ月以上続く下痢は「慢性下痢」とされ、精密な検査が必要となる場合があります。現代社会において非常に多いのが、精神的なストレスや自律神経の乱れからくる下痢です。試験前や大事な会議の前に腹痛が起こり、便意を催すといった症状は、腸の機能異常が原因となっている可能性があります。

過敏性腸症候群の詳細については「過敏性腸症候群」のページを参照してください。

下痢によって引き起こされる病気

下痢は単なる一過性の症状ではなく、慢性的な炎症性疾患や悪性腫瘍のサインであることもあります。特に血便を伴う場合や、体重減少が見られる場合は注意が必要です。

炎症性腸疾患(IBD)

自分の免疫システムが誤って腸の粘膜を攻撃してしまう病気で、若年層にも増えています。主に以下の2つが代表的です。

  • 潰瘍性大腸炎・・大腸の粘膜に潰瘍やただれができる病気で、粘血便や下痢が続きます。
  • クローン病・・口腔から肛門までの全消化管に炎症が起こる可能性があり、腹痛や下痢、体重減少が見られます。

これらの疾患は適切な治療を継続することで、症状が落ち着いた状態を維持することが期待できます。

潰瘍性大腸炎・クローン病の詳細については「潰瘍性大腸炎・クローン病」のページを参照してください。

大腸癌(だいちょうがん)

大腸に癌ができると、腸の通り道が狭くなるため、便秘と下痢を繰り返したり、便が細くなったりすることがあります。下痢だからと放置していたら、実は進行した癌だったというケースも少なくありません。当院では日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医による精度の高い内視鏡検査を行っており、早期発見に努めています。

大腸癌の詳細については「大腸癌」のページを参照してください。

その他の消化器疾患

下痢の原因となる病気は多岐にわたります。膵臓の機能が低下して脂肪の消化ができなくなる慢性膵炎や、胆石によって胆汁の流れが悪くなる胆石症なども、便の異常として現れることがあります。

胆石症の詳細については「胆石症」のページを参照してください。

下痢の処置や治療法

治療の基本は、原因を特定した上で行う適切なケアです。当院では患者さんの症状に合わせて、薬物療法から生活指導、精密検査まで幅広く対応いたします。

脱水症状の予防と水分補給

激しい下痢が続くと、体から水分と塩分が失われ、脱水状態に陥るリスクがあります。特に小さなお子さまやご高齢の方は進行が早いため注意が必要です。水だけでなく、経口補水液などで電解質をバランスよく補給することが大切です。当院では必要に応じて点滴治療も行い、全身状態の回復を図ります。

薬物療法

症状に応じて、以下のようなお薬を処方します。

  • 整腸剤・・腸内細菌のバランスを整え、腸の機能を正常に近づけます。
  • 高分子重合体・・便の中の水分を調節し、便の硬さを適正に保ちます。
  • 抗生物質・・細菌感染が明らかな場合に、原因菌を叩くために使用します。
  • 消化管運動調節薬・・過剰な腸の動きを鎮め、腹痛や便意を和らげます。

内視鏡による精密検査

慢性的な下痢や、血便、急激な体重減少がある場合には、大腸の内部を直接観察する大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を検討します。当院では先進的な機器を導入しており、苦痛を抑えた検査を実施しています。粘膜の微細な変化を捉えることで、癌の芽となるポリープや炎症性疾患の診断を精密に行います。

大腸カメラの詳細については「大腸内視鏡検査(大腸カメラ)」のページを参照してください。

食事と生活習慣の改善

下痢をしている時は腸を休ませることが先決です。刺激物や脂っこい食事、冷たい飲み物は避け、うどんやおかゆなどの消化に良いものを中心に摂取してください。また、ストレスが原因の場合は、生活のリズムを整え、十分な睡眠をとることも治療の重要な一部となります。当院では、患者さんの生活環境を丁寧にお聞きした上で、実行可能なアドバイスを行います。

下痢についてのよくある質問

Q1.下痢の時は、市販の下痢止めをすぐに飲んでもいいですか?

A1.ウイルスや細菌が原因の感染性胃腸炎の場合、下痢止めで便を止めてしまうと、体内に毒素が留まってしまい症状が悪化することがあります。発熱や腹痛を伴う場合は、自己判断で薬を飲まずに医療機関を受診することをお勧めします。

Q2.下痢の時にスポーツドリンクを飲めば大丈夫ですか?

A2.スポーツドリンクは糖分が多く、塩分が不足している場合があります。症状が強い時は、塩分と糖分のバランスが考慮された経口補水液の方が適しています。ただし、何も飲めないほど嘔吐が激しい場合は、速やかに受診してください。

Q3.腹痛はないのに下痢だけがずっと続いています。放っておいても大丈夫ですか?

A3.痛みがない場合でも、数週間続く下痢は腸の炎症や腫瘍、あるいは吸収不良症候群などのサインである可能性があります。大きな病気が隠れていないか確認するためにも、一度消化器内科を受診して検査を受けるのが安心です。

Q4.大腸カメラは痛いと聞きますが、受けるのが怖いです。

A4.当院では、内視鏡検査の専門医が丁寧な操作を行い、患者さんの苦痛を最小限に抑える工夫をしています。鎮静剤を使用してリラックスした状態で検査を受けることも可能ですので、不安な方は事前診察でご相談ください。

院長より

下痢は誰もが経験するありふれた症状だからこそ、「いつものこと」と見過ごされてしまいがちです。しかし、そこにはお腹からの重要なメッセージが隠されていることがあります。私は消化器内科医師として、長年多くの患者さんのお腹の悩みに向き合ってきました。当院では、先進的な検査機器を備え、精密な診断を行うとともに、2診体制を活かしたスムーズな診療を行っております。女性医師も在籍しておりますので、デリケートな悩みも安心してご相談いただける体制です。地域の皆様にとって、お腹のことは何でも相談できる「かかりつけ医」でありたいと考えています。お腹の調子が悪いと感じたら、我慢せずに当院を頼ってください。患者さんに寄り添い、納得いただける医療を提供することをお約束いたします。

医院名
医療法人 杉山クリニック
所在地
〒496-0847
愛知県津島市中地町4-57-6 日比野駅:徒歩10分
TEL
0567-26-2006
診療時間月火水木金土日
8:30~12:00circlecirclecircle/circlecircle/
16:30〜19:00circlecirclecircle/circle//

休診日 :木曜・土曜午後・日曜・祝日

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