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体重減少

意図したダイエットをしていないのに体重が減っていく状態は、体からの重要なサインです。当院では日本内科学会総合内科専門医および日本消化器病学会消化器病専門医である院長が、患者さんの不安に寄り添いながら、隠れた病気がないかを丁寧に診査いたします。特に消化器疾患が原因である場合には、先進的な内視鏡機器を用いた胃カメラや大腸カメラ、エコー検査を駆使して、異常の早期発見に努めています。日比野駅から徒歩圏内という通いやすい環境で、地域のかかりつけ医として「いつの間にか体重が減った」というお悩みに対して、適切な検査と治療を提供することを目指しています。

体重減少の原因

体重減少の原因は多岐にわたりますが、大きく分けると「食事の摂取量が減る」「エネルギーの消費が過剰になる」「栄養が適切に吸収されない」という3つのパターンが考えられます。日常生活の変化や加齢によるものだけでなく、重大な内臓疾患が潜んでいる可能性も否定できません。当院では、どのような経緯で体重が減り始めたのかを詳しくお伺いし、多角的な視点から原因を究明します。

食事摂取量の低下による影響

最も一般的な理由は、何らかの理由で食事が十分に摂れなくなることです。これには、加齢による食欲の低下だけでなく、精神的なストレスや、胃腸の不調による食後の不快感が関係していることがあります。ご本人が「食べているつもり」であっても、実際には必要なエネルギー量に届いていないケースも少なくありません。内科的なアプローチによって、食欲を妨げている要因を特定することが重要です。

代謝の亢進-エネルギー消費の増加

体の中でエネルギーが異常に消費されてしまう状態も、体重減少を引き起こします。代表的なものには、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気や、慢性的な感染症、そして悪性腫瘍(がん)などが挙げられます。これらの状態では、安静にしていても体が激しい運動をしている時と同じようにエネルギーを消耗してしまい、結果として筋肉や脂肪が削られていくことになります。

消化吸収機能の障害

食事は摂っているものの、腸から栄養が十分に吸収されずに体外へ排出されてしまう状態です。慢性の下痢を伴う疾患や、膵臓の機能低下などがこれに該当します。特に消化器内科を専門とする当院では、胃や腸の粘膜の状態を詳細に観察することで、吸収不良の原因となる疾患を見逃さないよう細心の注意を払っています。

体重減少によって引き起こされる病気

体重減少はそれ自体が症状であると同時に、背景にある重大な病気の存在を示唆しています。適切な検査を受けずに放置してしまうと、元々の病気が進行してしまう恐れがあります。ここでは、体重減少がサインとなる代表的な疾患について詳しく解説します。

糖尿病

血糖値が高い状態が続くと、体は糖分をエネルギーとしてうまく利用できなくなります。その代わりに脂肪や筋肉が分解されてエネルギー源として使われるため、急激に体重が減ることがあります。喉の渇きや尿の回数が増えるといった症状を伴う場合は、早急な血液検査が必要です。

糖尿病の詳細については「糖尿病」のページを参照してください。

悪性腫瘍(がん)

胃がんや大腸がん、膵臓がんなどの悪性腫瘍は、進行すると体重減少を引き起こします。がんは周囲の組織の栄養を奪い取り、体全体の代謝を変化させる性質があるためです。「特に何もしていないのに半年で数キロ減った」という場合は、がんの早期発見を念頭に置いた精密検査を推奨します。当院ではがん治療認定医としての知見も活かし、検査を進めてまいります。

消化器系のがんについては「胃癌」のページや「大腸癌」のページを参照してください。

甲状腺機能亢進症

喉のあたりにある甲状腺が活発になりすぎると、体内の代謝が異常に高まります。食べているのに痩せていく、動悸がする、手が震える、汗をかきやすいといった症状が特徴です。比較的若い女性からご高齢の方まで見られる病気ですが、血液検査でホルモン数値を調べることで的確に診断することが可能です。

炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病といった、腸に慢性的な炎症が起こる病気も、体重減少の大きな原因となります。腸の粘膜が荒れることで栄養の吸収が妨げられ、また炎症を鎮めるためにエネルギーが消費されるためです。腹痛や下痢、血便を伴う場合は注意が必要です。

腸の炎症については「潰瘍性大腸炎・クローン病」のページを参照してください。

体重減少の処置や治療法

体重減少の治療において最も大切なことは、原因となっている根本的な病気を特定し、それに対して適切なアプローチを行うことです。当院では、患者さんの身体的な負担に配慮しながら、多面的な検査を実施しています。

詳細な問診と身体診察

まずはいつから体重が減り始めたのか、食事量は変わっていないか、他にどのような自覚症状があるのかを丁寧にお聞きします。ご自身では気づかないような小さな変化が診断のヒントになることもあるため、些細なことでもお話しください。また、体重だけでなく、貧血の有無や皮膚の状態、腹部の触診なども行います。

血液検査によるスクリーニング

血液検査を行うことで、内臓の機能や炎症の有無、ホルモンバランス、栄養状態などを客観的に評価できます。特に糖尿病や脂質異常症、肝機能、腎機能、甲状腺の異常などは、血液検査で速やかに判明することが多いです。また、がんを疑う場合には腫瘍マーカーのチェックも検討しますが、これだけで判断せず他の検査と組み合わせることが基本です。

画像診断-内視鏡検査とエコー検査

消化器疾患が疑われる場合には、画像による直接的な観察が不可欠です。当院では以下の検査を積極的に行い、病気の早期発見に努めています。

  • 胃内視鏡検査(胃カメラ)・・食道、胃、十二指腸の炎症やがんを直接確認します。
  • 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)・・大腸がんやポリープ、炎症性疾患の有無を調べます。
  • 腹部超音波検査(エコー)・・肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓など、外からは見えない臓器の状態を観察します。

当院の胃内視鏡については「胃内視鏡検査(胃カメラ検査)」のページ、大腸内視鏡については「大腸内視鏡検査(大腸カメラ)」のページをそれぞれご覧ください。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医による精密な検査が可能です。

生活指導と食事療法

特定の疾患が見つからない場合や、加齢による食欲不振、消化機能の低下が原因の場合には、生活習慣の見直しを提案します。一度に多くの量を食べられない方には、回数を分けて摂取する方法や、高栄養の食事内容への変更など、ご本人のライフスタイルに合わせたアドバイスを行います。また、精神的なストレスが関与している場合には、心身をリラックスさせるためのアプローチも併せて考えます。

体重減少についてのよくある質問

Q1. どの程度の体重減少があったら受診すべきですか?

A1. 一般的には、特にダイエットをしていないのに半年間で体重の5パーセント以上が減少した場合、医学的に意味のある体重減少と考えられます。例えば体重60キロの方であれば3キロ程度の減少です。数値にかかわらず、周囲から痩せたと言われたり、体力の低下を感じたりする場合も、念のため一度ご相談ください。

Q2. 高齢なので食が細くなるのは当たり前だと思って良いですか?

A2. 確かに加齢により代謝や食欲は落ちますが、体重が減り続ける状態は「フレイル」と呼ばれる虚弱状態を招き、転倒や感染症のリスクを高めます。また、高齢の方はがんや糖尿病が潜んでいても、若い方に比べて自覚症状が出にくいこともあります。自己判断せず、健康診断のつもりで受診されることをおすすめします。

Q3. 胃カメラや大腸カメラは必ず行いますか?

A3. 体重減少の原因として消化器系の疾患が疑われる場合には、内視鏡検査を強くおすすめすることがあります。しかし、まずは血液検査やエコー検査などの負担が少ないものから開始し、患者さんと相談しながら必要性を判断します。当院では苦痛の少ない検査を心がけておりますので、不安な方はお気軽にご相談ください。

Q4. ストレスでも体重は減りますか?

A4. はい、強いストレスによって自律神経が乱れると、胃腸の働きが低下したり食欲が減退したりするため、結果として体重が減少することがあります。ただし、「ストレスのせいだろう」と思い込んで重大な内科疾患を見逃してしまうのが最も危険です。まずは体の中に原因がないかを確認することが、安心への第一歩です。

院長より

体重減少は、あなたの体が発している「休息や助けを求めるサイン」かもしれません。私たちは、消化器内科診療を得意分野としながら、総合内科の視点でお一人おひとりの症状に向き合っております。日本消化器病学会消化器病専門医として、胃や大腸に隠れた病気がないかを精密に診査するとともに、必要があれば連携している高度医療機関へ速やかにご紹介する体制も整えています。最近痩せてきたことが気になっている方、何となく体がだるいと感じている方は、どうぞお気軽に来院してください。2診体制によるスムーズな診療と、親身な対応で、皆さんの安心をサポートいたします。駐車場も完備しておりますので、お車での来院も便利です。健やかな毎日を取り戻すために、一緒に原因を探していきましょう。

医院名
医療法人 杉山クリニック
所在地
〒496-0847
愛知県津島市中地町4-57-6 日比野駅:徒歩10分
TEL
0567-26-2006
診療時間月火水木金土日
8:30~12:00circlecirclecircle/circlecircle/
16:30〜19:00circlecirclecircle/circle//

休診日 :木曜・土曜午後・日曜・祝日

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